ハードウェアエンコードとは

ハードウェアエンコードとは、エンコード(動画データの圧縮)を、ソフトウェアではなく、ハードウェアによって行うことを言います。最近のCPUやグラフィックボードには、動画をエンコードする機能が搭載されているものが増えてきており、この機能を使ってエンコードすることでソフトウェアエンコードに比べ、CPUへの負荷をおさえ、高速でエンコードできます。GPGPUと呼ばれることもあります。

ハードウェアエンコードの種類

  • Intel(CPU): Intel Quick Sync Video
  • nVidia(グラフィックボード): CUDA/NVEnc
  • AMD(グラフィックボード): AMD APP

これらのハードウェアデバイスがPCに搭載されているだけではなく、グラフィック機能が有効になっていることが必要です。

ハードウェアエンコードに対応した動画録画・動画キャプチャーソフト

ハードウェアエンコードのメリット

  • CPUの負荷が軽減されるため、処理が速い。

ハードウェアエンコードのデメリット

  • 設定や使用が少し複雑。(対応環境であってもBiosレベルでの設定が必要な場合がある。)
  • 画質が劣る場合がある。