国産で無料の画面録画ソフト
AG-デスクトップレコーダーは、AmuseGraphicsというシェアウェアに同梱されている動画キャプチャーソフトです。単独でも無料ソフトとして配布されています。AG-デスクトップレコーダーは主に教育用ビデオ、チュートリアル、プレゼンテーション、ゲームプレイの録画などに使用されます。
開発者:T.Ishii氏
価格:無料
AG-デスクトップレコーダーの動作環境
OS : Windows 7/8/10
AG-デスクトップレコーダーの特徴
AG-デスクトップレコーダーは、タスクトレイの右クリックで操作を行うため、直観的なインターフェースを好む人には不向きかもしれません。
コーデックには、画質がよくエンコード負荷の低いオリジナルコーデックAGM-DCT、AGM-DCTの画質をある程度犠牲にして圧縮率を高めたAGM-DCT+、幅広い環境で利用できるMotion JPEG、Windows標準のコーデックWMVなどが選択可能。オリジナルコーデックでエンコードされた動画は、付属のプレイヤーなどで再生できます。
エンコード方法は、手軽だが負荷の重いリアルタイムエンコードと、処理は軽いがエンコードは後で処理するバッファリングエンコードの2種類が選べるのが、画面録画ソフトでは珍しい点といえます。
撮影領域を指定して録画、デスクトップ全体の録画が選択できます。タスクトレイアイコンの右クリックメニューにある[領域指定録画]項目をONにすると、録画範囲を指定するためのダイアログが現れ、マウスで選択した矩形の内部だけを録画するように指定できます。
そのほかにも、マウスカーソルの録画やオーディオの録音、マルチスレッドによる録画処理や、録画時間や出力するファイルサイズ、録画開始時刻などを指定して録画処理を行う制限指定機能も搭載されています。
AG-デスクトップレコーダーの長所
- 無料
- 完全な日本語対応(国産)
- MP4とAVI以外にもWMVと独自コーデックのAGMに対応
- 上級者向けの細かい設定が可能
- ハードウェアエンコーディング(インテルクイックシンクビデオ)に対応
AG-デスクトップレコーダーの短所
- 初期設定が難しいため、初心者にとってはインターフェースがやや取っつきにくい。